多くの場合問題となるのは害虫が見えないことです。
被害しか見えないため、害虫や被害が目に付いた時では遅いのです。
高温・多湿な日本は樹木の病気の発生に好都合な条件が揃っています。
新芽が出てくるこの時期は、害虫や病気の被害を受けやすいやわらかい新芽を保護する必要があります。
作業内容 | 1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
高木樹剪定 | ||||||||||||
中木樹剪定 | ||||||||||||
低木樹刈り込み | ||||||||||||
芝・草刈 | ||||||||||||
薬剤散布 | ||||||||||||
施肥作業 | ||||||||||||
草花管理 |
お庭のお手入れとひと言で言っても様々な方法があります。 当社では一般的なお手入れ方法をはじめ、樹木の生産から造園まで行っている当社だからこそできるお手入れ方法まで、様々なお手入れ方法をご提案させていただきます。
クロマツの剪定は通常8月ごろより行われます。
当社では、6~7月に1回剪定し、12~1月に2回目の剪定をおすすめしております。そうすることにより、1回の剪定では1~2芽程度しか芽が出ないものが、4~6芽程芽が出るようになります。
芽数が多ければ多いほど剪定するときに様々な選択の余地が増え、欲しい方向に芽が残せるのです。また、葉が長いマツよりも短いマツの方が見栄えもとても良いです。
当然お客様のご予算に応じた剪定を行うことが大前提ですが、他とは違う木に作りかえるだけのインパクトが当社のおすすめする剪定にはあります。
基本的に寒がりな木なので、6~8月(場合によっては3月)に剪定する事をおすすめします。
寒い時期に剪定すると切ったところから枯れてくる場合があります。
また、6~7月に樹木の剪定をすると徒長しない、樹形をきれいに保ちやすい、虫も繁殖しにくいなどのメリットがあり、とても木のために良いのです。
徒長とは、日光不足、水分過多、栄養不足、栄養過多が原因で起こる植物の状態を指します。
また、木全体がヒョロヒョロと縦に長く生長し、正常に育った植物と比べると病弱で虚弱な木になります。
年一回のハサミ(剪定)では本当の木の良さは正直出せません。
しかし、お客様にもご予算やご都合があるかと思います。そんな時、当社では樹木の生産・管理のプロとしてそれぞれの木を見ながら、お客様とご相談し適切な剪定時期を決定しご提案させていただいております。
害虫や病気に犯された庭木を放っておくと、枯れてしまったり、別の木に移ることもあるため、害虫や病気の種類に応じた薬剤散布を行うことが必要です。
害虫は時期に関係なく出ますが、予防も含めて冬期の薬剤散布をおすすめします。害虫に合わせた薬剤を選別し、大切な樹木を害虫からお守りします。
また、定期的なメンテナンスをお考えの方は5~6月頃から定期的に実施されることをおすすめします。